公開: 2019年8月2日
更新: 2019年8月xx日
第2次世界大戦後の国連の協議によって、現代の世界では「戦争」は合法的な行為としては認められていません。つまり、国際的には国家間の戦争はないとされています。第2次世界大戦が終わるまでの世界では、戦争といえども一定の規則の中で行われるべきであるという考えから、陸上の戦闘、海上の戦闘、そして空中の戦闘、さらに戦闘を目的としていない目標に対する攻撃、戦闘の意志を失った戦闘員の扱いなどについての規定が定められています。第1次世界大戦で兵士に多大な苦痛を与えた毒ガス兵器や細菌兵器の使用などについても利用の制限が決められています。さらに、第2次世界大戦中に各国が実施した一般市民を攻撃目標とした爆撃などに対しても、制限が決められています。この国際法は、現実には守られているとは言えません。各国は、禁止されている地雷や、核兵器を開発しています。そして、地域を限定して実施される戦闘行為は、現在でも実施されています。具体的には、アメリカ軍を中心としたイラク侵攻があります。このイラク侵攻では、日本の自衛隊も後方支援(輸送など)業務を担当しました。